秩父への移住ヒントがここに。イベント「秩父においでよ。」レポート


こんにちは、編集長のあざみっくすです。

12月18日に秩父市内の古民家カフェ「月のうさぎ」にて、”東京でなくてもイイかも”をコンセプトとした、秩父の暮らしに触れるイベントが開催されました。

内容としては、ちちぶるでも取材をさせていただいた20代で秩父の限界集落に移住した吉本さんのお話や、伝統的な「栃もち」を作るワークショップ、まち散歩など、様々な内容を体験できるプログラムでした。

今回、ちちぶるでもその様子を一部取材させていただきましたので、ご紹介いたします!

 

秩父外から集まった参加者のみなさん

今回のイベントで集まったみなさんは、秩父外の方がほとんど。

いずれも、秩父に限らず田舎暮らしを考えていたり、移住を実際に検討し始めている方々でした。東京でなくても田舎で暮らすことの価値を見出そうと、模索をしている方々には、リアルな田舎暮らしを体験できる場は貴重だったようです。

 

今回のイベントの開催場所「月のうさぎ」

 

午前の部:吉本さんのお話、「栃もち」「えびし」作り

まず始めに、秩父の限界集落に移住をされた吉本さんのお話を伺いました。

 

限界集落での暮らしをお話された吉本さん

吉本さんは、秩父の地域おこし協力隊として3年間の任期を終えた後、秩父の中でも最も山奥に当たる「栃本」地区に移住をされました。そこでは、昔ながらの釜戸で炊いたご飯を食べたり、近くのおばあちゃんと交流をしたりと、独特な生活のお話をされていました。

【ちちぶの人インタビュー :吉本 隆久さん】20代で限界集落へ移住!人と繋がる暮らしに魅せられて

2016.11.25

 

秩父地方で古くから伝わる「栃もち」

その後、参加者全員で「栃もち」と「えびし」を作るワークショップに。

「栃もち」は、お正月の支度として作られる秩父地方に古くから伝わるおもち。「えびし」とは小麦粉にみかんの皮などを混ぜて作る保存食で、終戦頃までは結婚式の御膳を飾る縁起の良い食べ物でした。

 

イラストで「栃もち」や「えびし」の材料や作り方をまとめたレシピ。こちらも参加者の皆さんに配られていました。

 

お昼の部:みんなで、月のうさぎランチ

12時過ぎから、参加者・主催者全員でテーブルを囲ってランチ。

 

有機野菜を使った、秩父の冬ならではの料理が食卓を彩ります。

 

ご飯と砕いたトウモロコシで炊いた「千鹿谷(ちがや)がゆ」や、自家製味噌で作った秩父名物「みそポテト」、日本でも5%しかないと言われる無農薬の茶葉で作った「ほうじ茶」など。

全てのごはんに”ストーリー”があり、月のうさぎさんにそれらを語っていただきながら、大切にいただきました。

 

食事をしながら、秩父の暮らしについて語らいが盛り上がります!

 

参加者のみなさんは、本気で田舎への暮らしに興味を持っているためか、「家を探すにはどのようなアクションが一番良いか?」「売買ではなく賃貸の住居はないか?」「移住してからのギャップはどんなものがあるか?」といった、具体的な質問が出ていたのが印象的でした。

 

午後の部:ちちぶ街歩き、武甲酒造見学

13時過ぎより秩父の街にでて、ぷらぷらと歩きながら、酒蔵の武甲酒造へ伺いました。

 

大勢で街の裏路地を歩きます(笑)

ここぞというスポットをご説明する主催者の大畑さん(写真右)

「月のうさぎ」から歩く事こと約5分。武甲酒造に到着です。

 

こちらが、酒蔵見学をさせていただく「武甲酒造」。江戸時代に創業の老舗です。こちらの建物はなんと築263年、国指定登録有形文化財に指定されています。

 

見学会を引率・説明いただくのは武甲酒造の長谷川社長。

全体で約1時間の見学コース。長谷川社長自ら、武甲酒造の歴史、こだわり、独自性などを丁寧にご説明いただきました。

ちなみに、長谷川社長のお話がとことん面白い!「へえ〜!」となった後にすかさず笑いを差し込んだり。飽きることなく、そのお話にかなり引き込まれます。武甲酒造に訪れたい方は、ぜひ見学コースの予約をお勧めします!(無料)

※見学は10名から予約を承っています。問い合わせ先→武甲酒造

 

一通り酒蔵を回った後は、お待ちかねの「試飲会」。

さまざまな種類のお酒をご用意いただき、それぞれがどのような作り方をしているのか、どんな飲み方がお勧めなのか。じっくり語っていただけるので、味だけでなくそのストーリーに魅了されて、体験がより一層深いものになっていきます。

また、長谷川社長のお話で特に印象的だったのが、「日本酒との付き合いかたåいろいろと知ってほしい。そうすれば、もっと日本酒が楽しくなる」という言葉。何も和食と合わせなくても、日本酒はさまざまな料理と相性が良く、例えばチーズに合う日本酒なんかもあるとのこと。

いやあ、そのアプローチは面白いですね!

 

味の感想を参加者同士で交換。

大畑さんも好みのお酒をチョイスして試飲

 

そして、最後には店内でお土産を購入。
その際も、「こんなおつまみにはどんなお酒が合いますか?」といった質問にも、丁寧に答えていただきました。

 


午前10時から始まったイベント。15時過ぎまで実に濃い内容が詰まった企画でした。

移住を検討しようにも、ネットの画一的な情報では不安をぬぐえない方がほとんど。かといって、現地の人とつながるにもどうすればいいかわからない。そういった悩みは多くの移住検討者が持っていることかと思います。

今回のイベントはそういった移住検討者と地域の人をつなげる素晴らしいイベントだったと思いました。

「月のうさぎ」では引き続き、このような企画を行っていく予定とのことですので、ぜひホームページFacebookページをチェックしてみてくださいね!

 

ランチとのんびり時間をセットで楽しめる、秩父の古民家カフェ「月のうさぎ」

2016.04.24

江戸時代から続く酒蔵「武甲酒造」で、秩父のお酒を堪能せよ!

2016.08.05

 

 

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
※写真の無断掲載・使用を禁止いたします。