はじめまして。今年(2017年)の7月から秩父市に移住した “はりー” と申します。
ちちぶるの専属ライターとして初めての記事となります。どうか、温かい目で見守っていただければ幸いです。
今後は秩父に関する様々な情報を発信していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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さて、記念すべき最初の記事は秩父市のふるさと納税に関する記事です。
都心から一番近くで見れる雲海として有名なのが秩父雲海。
その絶景を少しでも多くの人に知ってほしいと、つい先日「【秩父市ふるさと納税】秩父雲海ライブカメラプロジェクト」が始まりました。
そもそも、秩父市の雲海って
(△ 幻想的な秩父雲海:中央のH字型のオブジェは 秩父公園橋の上端)
実は、「秩父市で雲海が見られる」とわかったのはたった3年前の2014年秋のこと。
それまでは、地元の人にすら知られていなかった希有なものでした。
発見したのは、地元の大学生であるミスター雲海こと “たなけん (@kuraaken) ” さん 。
その魅力に引き込まれてSNS上に写真をあげたところ、あっという間に拡散され、多くの人の注目を集めることになりました。
秩父雲海の特徴は2つ。
一つ目は、都心から電車で90分で行ける距離で見られること。
そしてもう一つは、他の場所に比べて雲海の出現率が高いということです。
ご存知のとおり、秩父市は池袋駅からレッドアロー号に乗って1時間半ほどの距離です。
このアクセスのよさから「都心から一番近い雲海」と称されています。
また、秩父雲海の出現率は年間を通しても3日に1回という高頻度。
とくに雲海が発生しやすい9~11月にかけては、出現率が50%を超える月もあります。
(※ 三峰神社にて観測したデータより。 参考情報:https://www.seiburailway.jp/guide/sightseeing/chichibu/unkai/)
こうした好条件下であることから、秩父雲海を一目見ようと遠方から足を運ばれる方はとても多いです。
とはいえ、こればっかりは運次第。
タイミング悪く雲海にめぐり合えなかった方や、遠方で来られない方にも秩父雲海の魅力を味わってほしい…。
そうした秩父市の想いから、雲海のライブカメラを設置しようと資金を募ることになったのです。
ふるさと納税でライブカメラ設置を応援しよう
(△ 秩父市一帯を見渡せるこの場所にライブカメラを設置:画像はライブカメラプロジェクト公式HPより)
このプロジェクトは、秩父市がふるさと納税の一環として行っております。
そのため、納めた金額は翌年の所得税・住民税から控除されます。
例えば、10,000円寄付者の場合、自己負担額の2,000円を差し引いた8,000円分が税額控除として返ってきちゃうんです!
もちろん、ふるさと納税ですので寄付者に対して秩父市からお礼の品が届きます。
3,000円寄付者:秩父雲海ライブカメラ先行閲覧権
雲海のシーズンを迎える11月1日~30日の期間中、寄付者へライブカメラ映像の先行閲覧権をお届けします。
雲海の感動を、ぜひご自宅でも!
10,000円寄付者:先行閲覧権+メープルベース飲食券or雲海てぬぐい
10,000円の寄付者には先ほどの先行閲覧権に加えて、秩父市の有名飲食店「メープルベース」での飲食券、もしくは秩父市在住の漫画家である比古地朔弥さんがデザインした「雲海てぬぐい」をプレゼントしちゃいます。
【市外の方限定】100,000円寄付者:先行閲覧権+オーベルジュコテージペア宿泊券
10万円の高額寄付者には、秩父ミューズパーク内にあるオーベルジュコテージに無料で泊まることができちゃいます。
「朝起きたら雲海が目の前に広がっていた」そんな場面に出会えるかもしれません。
※ このコースの特典は、秩父市外の方のみになります。
【地元の方へ】秩父市を一緒に盛り上げていきませんか
このふるさと納税ですが、以前秩父に住んでいた方はもちろん、現在秩父在住の方でも寄付をすることができます。
(それ以外の地域からも大歓迎です!)
このライブカメラを設置するにあたり、なぜ秩父市は市の財源ではなく、ふるさと納税の形を取ったのでしょうか。
私が考えるに、そこに住んでいる人だけでなく、昔秩父に住んでいた・関わっていた人、これから秩父に住むかもしれない人・・・、ふるさと納税の形式を取ることで、多くの方と一緒にこのプロジェクトを作り上げたいと思ったからではないでしょうか。
日本全国どれだけ離れていても、秩父の魅力を発信したり、感じたりする仲間になれることがこの企画の本当のポイントと言えるでしょう。
ぜひ、今回のプロジェクトを通じて一緒に秩父市を盛り上げていきましょう!
▽ 秩父雲海ライブカメラプロジェクトはこちらからどうそ。