2016.12.24
体験レポート
cocolo
26歳女子、秩父ひとり旅。はじめての秩父旅行でおすすめのスポットを紹介!
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秩父が初めての方必見!秩父観光の定番コースをご紹介。今回は旅レポライターこころさんにレポートをいただきます。お洒落なカフェや美味しいお蕎麦、パワースポットまで見逃せない注目スポットを余すところなくお伝えいたします!
こんにちは!広島県出身・都内在住、旅レポライターのこころです。
ある夏の日、私は秩父へ1泊2日のひとり旅をしてきました。秩父へ行くのははじめて。というか、埼玉県へ行くのが人生初。
なぜ秩父へ行ったかというと、秩父に移住した友人に会うためでした。その友人は以前から「秩父に移住したい!」と切望しており、遂に念願叶って移住しました。
そういうわけで、秩父ってどこ?秩父の何がそんなにいいの?って思っていた私ですが、友人が移住したなら一度行ってみるか、と軽い気持ちで秩父に足を踏み入れたのです。
はじめての秩父、ひとり旅。
本当に何があるのか知らなかったので、「ことりっぷ」購入&ネットでリサーチ開始!
調べてみると、カフェやごはん屋さんが想像以上に沢山あって、秩父神社がすごそうで、レトロな建築物が有名で、どうやら1人でも楽しそうだ!ということがわかりました。ざっくり行きたいところをピックアップして、あとは気の向くままに行ってみよーう!
秩父旅行で行った場所 ~1日目~
池袋から西武池袋線特急レッドアロー号に乗ること約1時間半。トトロが出てきそうな山々に囲まれた街、秩父に到着。地元の東広島となんら変わらないのに、東京に住んでると山に囲まれただけで感動します。
西武秩父駅から、街の中心地までは歩いて10分程です。
秩父神社でパワーチャージ
まずは秩父の神様へごあいさつ。ということで、秩父駅から歩くこと15分、秩父神社へ到着しました。
秩父の中心に2100年以上続く神社。とても立派です。
よく見ると、社殿には動物の彫刻が施されていて、「願いが叶うふくろう」もいます。
そうそう、私は大のおみくじ好き。神社に行ったら必ずおみくじを引くので今回も。
どうだっ!
「末吉」
しかも、やや厳しめの内容。凶だとどうなるんだろう…。
「心正しく、誠を尽くしなさい」というお言葉を頂戴しました。秩父神社、深いです。厳しめのおみくじで若干テンションが下がったので、面白いものを見つけようとウロウロしてたらいいのがありましたよ♡
名前は「乳銀杏(ちちいちょう)」ストレートなネーミングがいいですね。さ、ご飯にしましょう。
スポット名
秩父神社
住所
埼玉県秩父市番場町1−3
参考サイト
公式サイト
ランチはお休み処「空&閑」で。
ランチで利用したのは、番場町通と昭和通が交差した角地にある建物の2F「空&閑」というお店。
旧大月旅館
レトロな外観の「旧大月旅館」は、国の登録有形文化財に指定されています。内装は北欧風で開放的な感じで、外観とのギャップにびっくり。
ランチメニューの「にゅうめんのおにぎりセット」を注文しました。
ちょっと珍しかったのが青汁と飲むお酢付。どちらも飲みやすくて美味しかった。 食後は、嬉しいお茶菓子付きです。
店内はBGMなし。オーナーさんの強いこだわりで、無音の環境で心安らかにお茶を飲む時間を大切にしてほしい、とのこと。他にお客さんいなくて、あまりの静かさに緊張してしまったけど、だんだん慣れてきて心穏やかな気分になりました。
スポット名
空&閑
住所
埼玉県秩父市番場町
参考サイト
ちちぶる
秩父の歴史文化に触れる~買継商通りへ。
ランチ後、友人と感動の再会を果たして、一緒に街を散策しました。
買継商通りと呼ばれる路地は、昔は織物工場の出張所が連なり、織物を扱う買継商で賑わっていたそう。
お店の人のご厚意で、秩父伝統の絹織物「秩父銘仙」の色鮮やかなオレンジの羽織りを着させてもらいました。
この小道は、新垣結衣主演の映画「ささらさや」の撮影で使われたそうです。
地元の人との交流も楽しいひと時でした。
街を散策して疲れてきたので、友人に車をだしてもらい秩父温泉「満願の湯」へ行きました。満願の湯は露天風呂が絶景で、奥長瀞の壮大な緑に包まれた「満願滝」を眺めながら温泉に浸かれます。
満願の湯には宴会場のような広めの休憩スペースがあって、そこそこ立派な舞台でカラオケができます。私が行ったとき、歌っていたのは地元の方だったのでしょうか。「天城越え」を熱唱するおじさま。かなり上手いので毎日通ってるとしか思えない。熱唱後は拍手喝采。正月の親戚ん家のリビングか!ってくらいアットホームな雰囲気に衝撃を受けました。自由な秩父に乾杯!
ちなみに、駅からのバス送迎もあるので、電車旅行でも来れます。今回は乗れなかったけど、西武鉄道でSL乗って→温泉っていうコースも素敵じゃない?
スポット名
秩父温泉 満願の湯
住所
埼玉県秩父郡皆野町大字下日野沢4000
参考サイト
公式サイト
華厳の滝ライトアップ~ヒーリングナイト
「満願の湯」から車で約5分。「華厳の滝」がライトアップのイベントをしているとのことで、連れて行ってもらいました。年に数回、ライトアップなどのイベントをしているそうです。
地元の婦人会の人たちが「冷汁」をふるまってくださり、お腹も心も嬉しかった♡
秩父の人たちは、地元民と観光客を区別することなく、みんなで一緒に楽しもうとするスタンスが良いです。ほんと。
スポット名
華厳の滝
住所
埼玉県秩父郡皆野町上日野沢3311−1
参考サイト
ちちぶる
ディナーは自給自足イタリアン「サルベージ」で。
ディナーは「サルベージ」という自給自足のイタリアンのお店で食べました。
自家農園で土からつくり、採れたての新鮮な食材を使って料理しています。
友人はこのお店の農場&ホールスタッフ。オーナーさんともお話しできて、美味しい楽しい夜になりました。
スポット名
サルベージ
住所
埼玉県秩父市宮側町8-4
参考サイト
公式サイト
秩父旅行で行った場所~2日目
2日目は完全に1人旅。気が赴くままに、旅をしました。秩父市内の移動手段はすべて徒歩。旅するときは、なるべく自分の足で、その町をゆっくり感じながら歩きたいなと思っています。
芝桜で有名な羊山公園
2日目はゆったりカフェ巡りをする予定でしたが、宿泊先でがっつり朝ごはんをいただいてしまったので、まずは運動。ということで、プチ登山を兼ねて羊山公園に行くことにしました。(これ、「ひつじやま」って読むよ。私は何度見ても「ようざん」って読んじゃう。)この公園は、春の芝桜で有名。
4~5月は芝桜が満開で、多くの観光客が訪れるそう。夏は…草が鬱蒼と生い茂っていて… 写真すら撮っていません。仕方なくポケモンGOをやり始めたけど、ズバットしかいないよ!夏は元気過ぎる草木が邪魔だけど、市街地が一望できます。
スポット名
羊山公園
住所
埼玉県秩父市日野田町1丁目6-9
参考サイト
ちちぶる
歩き疲れたら「炭火自家焙煎珈琲 千茶古」でひとやすみ
秩父で出会った人たちのことや感じたことを、忘れないうちに書きとめておきたいなと思い、羊山公園の真裏にある喫茶店へ。羊山公園からも近く、地元の人たちおすすめの喫茶店「炭火自家焙煎珈琲 千茶古~ちゃこ~」です。
外観はおっきなログハウスで子ども心をくすぐられます。
内装はダークブラウンのウッドで統一されており、落ち着いた雰囲気。客層高めかな?と思ったら、けっこう若い人もいました。
メニューは、「千茶古ブレンド」と「生チョコレートケーキ」を注文しました。
考え事をしたり、本を読んだりするのにチョコレートは必須。ぼーっと考え事しながら、時々中庭を眺めたり、生チョコをつつく感じが堪らなく優雅で幸せなひとときでした。
コーヒーのカップも可愛いものがたくさんあるので、どの柄のカップが出てくるか楽しみですよね。他にもテーブルクロスに秩父銘仙のハギレが飾ってあったり、地元愛溢れる素敵なお店です。
スポット名
カフェ千茶古
住所
埼玉県秩父市熊木町36-2
参考サイト
ちちぶる
2日目のランチは、『やなぎや』で秩父名物「くるみ蕎麦」を。
地元の人たちが口を揃えて美味しいと言う「くるみ蕎麦」。一体どんなお蕎麦かとお蕎麦屋さんを探し求め、秩父駅の観光案内所へ。案内所のおばちゃんにくるみ蕎麦が1番美味しいお店はどこか聞き、教えてもらったのが「やなぎや」さん。
やなぎやは秩父鉄道秩父駅から徒歩15分程。真夏の暑い日差しの中、歩いて向かうのはなかなか辛かったので、レンタサイクルかレンタカー利用をおすすめします。
でも苦労したおかげで、美味しいお蕎麦を食べられました。
くるみの正体は、擦ったくるみが入ってるおつゆ「くるみ汁」のこと。これを「くるみ蕎麦」というのね。すごい甘いお蕎麦だったらどうしようかと思った!
色はマットな感じだけど、くるみの風味はしっかりあるのにサラサラしていて美味しかったので、そば湯も入れて全部飲みほしちゃいました。天ぷらもサクサク美味しくて、あまり食べる機会のないトウモロコシの天ぷらが個人的には嬉しかったです。お店もアットホームな感じで、親戚の家みたい。
スポット名
やなぎや
住所
埼玉県秩父市相生町7-10
参考サイト
食べログ
秩父ひとり旅の感想
1泊2日の旅行でしたが、秩父市内は徒歩で色々なところへ行くことができるので、旅を満喫することができました!思ってた以上におしゃれで美味しそうなごはん屋さんが多かったので、何をどこで食べるか本当に迷いました。
今回行けなかった長瀞、乗れなかったSL、秩父にはまだまだ気になるスポットがたくさん!リピーター決定!美味しい食べ物、豊かな自然、秩父で暮らす人々に感謝感謝でした。
ちなみに、私が今回持って行って良かったなと思ったのは、「ことりっぷ」。ジャンルごと・エリアごとでコンパクトにまとめられていて使いやすいです。スマホで調べながらだと電池なくならないか心配だし、ことりっぷなら小さいバッグにも入るので便利!秩父の旬なスポットが網羅されており、地元の人たちも愛読してる人が多かったので、秩父旅行の際には是非お供に。もちろん「ちちぶる」も参考にしてね♡
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