こんにちは、編集長のあざみっくすです。
毎年、秩父横瀬町の芦ヶ久保では「氷柱(ひょうちゅう)」が開催されています。週末にはライトアップがされ、幻想的な空間と話題を呼んでいる注目のイベントです。(去年はなんと、期間中に4万3千人もの方が訪れたとか!)
そんな氷柱が2017年もオープン!一般公開に先駆けて、現地の様子を伺ってきましたので、ご紹介したいと思います!
芦ヶ久保の氷柱とは?
2014年から始まった、新しい観光スポット。山の斜面を利用し噴射した水を凍らせ、氷の柱(つまりは”つらら”)を作り出すものです。最近では秩父の冬の観光スポットとして秩父路三大氷柱が注目されており、「あしがくぼ氷柱」はそのうちの一つにあたります。
斜面への散水は12月の中旬から行われ、毎年の気温の差はあるものの、年末頃から徐々に凍り始めるとのことです。
この散水も、ただ撒けばいいというものではなく、暖かい日には水を出し過ぎると氷が溶けてしまうため水量に気をつけ、寒い日には散水のパイプが凍ってしまうためパイプをこまめに叩いたり、と手間暇のかかる地道な作業が必要になります。
芦ヶ久保駅から歩けるスポット
最寄駅は西武鉄道「芦ヶ久保駅」、徒歩約10分。
芦ヶ久保駅を下車したら、案内に沿って10分ほど歩けば会場に到着いたします。途中の道もおが屑が敷かれており、とっても歩きやすい道になっています。整備が行き届いていて気持ちいいですね!
現在、氷は凍り始めた段階。これから寒さが厳しくなるにつれてさらに氷が厚くなり、圧巻の景色を見ることができます。
この段階では氷が透き通っているのが特徴で、夜間にライトアップされると、とても幻想的な表情を見せてくれます。
周りが暗くなり徐々に鮮やかになるライトアップ
週末限定で夕暮れからライトアップが始まります。完全に日が落ちると、昼間とは一転、とても幻想的な空間が姿を現します。
周囲の明かりは、ライトアップと歩道の光のみ。異空間にいるような感覚です。
さっきまで歩いていた道も、いい感じの明かりが灯っています。ここはぜひ、恋人と歩きたいですよね〜!
空に浮かんだ月と一緒に眺めるのもなかなかいいです!
透き通った氷にライトが当たると、こんなにも鮮やかな色に見えます!すごい!
今年からできたという、新しいコースも。毎年さまざまな工夫がされていて、より見やすくより楽しみやすいスポットになっています。
しかしながら、氷柱の会場はめちゃくちゃ寒いです(笑)。まあ、氷があれだけ凍る場所ですから寒いのは当然なのですが…でも、実はこの寒さが氷柱を楽しむ要素の一つなのかもしれません。
広場にあるまきストーブで暖をとれるのですが、これが極上の暖かさ!本当に幸せな気分になれます。冷え切った体を温めてくれるストーブに感謝です!
また、現地には「おもてなし処」があり、おもてなしレディ(地元のボランティアの皆さん)が作る甘酒・地元産の紅茶、を無料でいただくことができます。体の中からもあったまることができます〜
本格的に氷が凍るのはこれから時期ですが、それぞれのタイミングで見せてくれる表情の違いがあり、いつでも楽しむことができます。
また週末限定ですが、この氷柱会場からシャトルバスが出ていて、温泉施設やイチゴ狩りの農園へ行くこともでき、氷柱と合わせて秩父横瀬の観光を楽しむことができそうです。
秩父市内で街歩きをした帰りにライトアップされた氷柱を見るもよし、昼間の圧巻の氷柱を見てから凍える体を温泉で温めるもよし。
この冬は「秩父 あしがくぼの氷柱」を中心に、秩父観光の予定を立ててみてはいかがでしょうか?
「あしがくぼの氷柱」概要
イベント名 | あしがくぼの氷柱 |
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ジャンル | 景色、ライトアップ |
開催日時 | 2017年1月6日(金)~ 2017年2月26日(日) 9:00~16:00 ライトアップ開催日(毎週金・土・日曜日)20:00まで |
料金 | 環境整備協力金 200円(中学生以上) |
住所 |
埼玉県秩父郡横瀬町大字芦ヶ久保 |
アクセス | 【電車】西武秩父線 芦ヶ久保駅下車 会場まで徒歩10分 【車】道の駅果樹公園あしがくぼ第二駐車場(無料)から会場まで徒歩10分 |
参考サイト | ぶら〜りよこぜ |