はじめまして!
編集長あざみっくすさんの友人で、インタビュアー&ライターの鯰美紀(なまずみき)です。11月下旬のある日。東京から秩父へ日帰り観光!初めての秩父です。あざみっくすさんに、絶対におさえたい初心者向けコースを案内してもらいました。
秩父は池袋から特急で90分!
池袋駅から西武鉄道・特急レッドアロー号に乗車(乗車券と特急券で1472円。PASMOなどのICカードも利用できます)。
しばらく走ると、山間部に突入。車窓からの景色がガラっと変わり、旅行気分が盛り上がります。
レッドアロー号車内ではWiFiも使えるので、パソコンを開いてノマドをしているとあっという間に西武秩父駅に到着!池袋から約90分です。
ちちぶる編集長が出迎えてくれました。
今日、案内してもらうのは、秩父の初心者コースです。
ミューズパークと、雲海が見える展望台
まずは、車に乗り込み、秩父ミューズパークへ。
秩父ミューズパークは、自然はもちろん、スポーツやアトラクション、音楽などが楽しめる総合娯楽パークです。
駐車場に車を止めたら、森の散歩道を通って、展望台へ上ります。
展望台まで山道をテクテク歩いて行くのですが、紅葉がすばらしい。鮮やかな色に思わず声をあげてしまいます。
紅葉を背景に、あざみっくすさんも心なしか、いつも以上にかっこよく映えます。
この展望台は、季節やお天気、時間にもよるそうですが、雲海が見られることが多い絶景ポイントです。特に秋はねらい目だとか。この日は曇っていましたが、秩父の全貌を眺めることができました。お天気が良いと、右奥に武甲山が見えるそうですよ。
こちらは、秩父ミューズパーク内の野外ステージ。円形劇場をイメージし、収容人員は5,000人(イス席 1,210人・芝生席 3,790人)。有名歌手のコンサートも開かれるそうです。
なんと、普段は開放されていて、ステージで遊んだり、芝生でピクニックをしたりできるそうです。5,000人の観客席を眺められるステージ、その上に立ってみるだけでもワクワクします。
秩父名物のみそポテトとそば。
さて、観光の楽しみといえば、食べること!
秩父には、わらじカツ丼発祥の店『安田屋』もありますし、水がきれいなので蕎麦もおいしいのですね。
老舗『わへいそば』の暖簾をくぐりました。ランチタイムだったため、数組が並んでいましたよ。
まずは、秩父B級グルメの名産みそポテト。外はサクッと、中はホクホクしたじゃがいもに、甘いみそがかかっていて、食べ応えがあります。
実は、秩父では前日に新そば祭りが開催されたばかり。ちょうど新そばが出る時期なのですね。
新そばをいただきました。そば殻(甘皮)を一緒に引き込んだ昔ながらの粗挽きで、そばの香りがいきています。本当は、くるみ汁で食べるのが秩父ならではだそうですが、温かい天ぷらそばで冷えた体を温めました。
秩父神社から番場通りを抜けて、慈眼寺へ。
ランチの後は、秩父神社へ。開運パワースポットとして知られる秩父の中でも、秩父三社の一つに数えられる秩父神社。駅から徒歩10分弱とアクセスも良く、参拝者が途絶えません。
お参りをした後は、秩父神社の表参道でもある番場通りへ。昭和の面影が残る建物も多く、昔ながらの風情が漂います。国や市の有形文化財も多いそうですよ。
そんな中、ひときわ目立つ建物を発見。
秩父表参道Lab. は、インテリアショップにカフェとバーが融合した複合ショップのラボ。
一階のガラスの向こうに見えるおしゃれな空間に吸い込まれるように、インテリア・ネオスタイルにお邪魔しました。
「こんなに素敵なセンスを持つスタッフさん、どんな方だろう」と思っていたら、ご登場くださいました。
店長の鈴木さん(左)とチーフデザイナーの田さん(右)。気さくで優しいお二人でした。
再び番場通りを歩き、通りを抜けてしばらく行くと、『慈眼寺』。
秩父には、観音霊場が34か所あり、これらを巡ることを、「秩父札所巡り」といいます。『慈眼寺』は秩父札所13番です。
慈眼寺の一切経堂の内部の観音像。見応えがあります。
この後、慈眼寺近くにある団子坂を見学。秩父では、毎年12月2、3日に「日本三大曳山祭り」に数えられる「秩父夜祭」が開催されます。夜祭のメイン・イベントである山車の引き上げが行われるのが、この団子坂なのですね。
コーヒーとカレーの店『カルネ』で別れを惜しむ
秩父に降り立ってから約5時間。そろそろ東京に戻る時間です。その前に、おいしいコーヒーを飲みながら、秩父との別れを惜しみたい。
あざみっくすさんに、「おしゃれなカフェに行きたい」とお願いしました。向かった先は、コーヒーとカレーの店「CARNET」。
清潔感のある白い壁と、ぬくもりのある木の家具、心地よい音楽が温かい雰囲気を作り出しているステキな空間です。コーヒーを注文したときの店員さんの、「今から落としますのでお時間がかかります」という言葉が、なんだかぜいたく。
ネルドリップで淹れたコーヒーは、アンティークなカップに入れられて、どこまでもぜいたく。
今回、案内してもらったのは、秩父の魅力的なスポットのごく一部だとか。
秩父はまだまだ奥深い。
季節を変えて、必ずまた戻ってきたい。そんな思いを抱きながら、帰路につきました。