こんにちは、編集長のあざみっくすです。
毎年3月の第一日曜日は、長瀞の「火祭り」が開催される日です。
この火祭り、なんと燃えさかる炎を行者さん達が、裸足で駆け抜けるという、なんとも激しいお祭り。秩父には400近くのお祭りがなる中で、ここまでダイナミックで見応えがあるお祭りは多くありません。
こんな感じで、本当の火の中を「裸足」で駆け抜けています。
というわけで、この長瀞の「火祭り」に行ってまいりましたので、ご紹介したいと思います。
「火祭り会場」への道のり
場所は、秩父鉄道「長瀞駅」から徒歩で20分ほど。宝登山ロープウェイの駐車場が祭り会場となります。
13時頃から、会場の入り口付近より法螺貝(ほらがい)の音が聞こえてきます。
はい、こんな感じで行者さん達が法螺貝を拭きながら行進していきます。
イカつい天狗もいらっしゃいます。
このように、一行の列は会場まで続きます。
燃えさかる炎が圧倒的迫力
会場に着くと、様々な儀式が厳かに執り行われます。
こちらの火祭り。もともとは、世界遺産にも登録された京都の真言宗醍醐派の総本山「醍醐寺」で行われていた、柴燈護摩(さいとうごま)・火渡修行と呼ばれる祈願の秘法を行う祭りです。
護摩の霊火によって、煩悩や汚れを焼き払い、不動明王に慈悲と加護をいただくものとされています。
なんと、千年以上も前から行われている祈願法とのこと。歴史が深いですね!
※長瀞の火祭りは再興したもの
道場(会場の真ん中に作られた、火を焚く場所)の中心に「紫」が作られており、これに火をつけます。
燃え盛ります、どんどん燃え盛ります(笑)
想像していた以上に、上がる炎は大きく、圧倒的な迫力を見せます。
いよいよ、火渡りへ!
さて、いよいよ行者さん達が炎の上を渡り始めます。
一度落ち着きを見せた紫に、再度細かい木をくべます。
再び、燃えさかる炎。ここをかける抜けるらしいです…
渡っています、しかも裸足で!並大抵の精神力では耐えられないのではないでしょうか。火の中に突っ込んでいく行者さん達の迫力がものすごく伝わってきます。
ちなみに、一般の方でも火渡りに参加することは可能です。(一般の方が渡る時の火は、もう少し落ち着いています)
いかがでしたか?
ここまで激しいお祭りも珍しいですよね。一般参加が可能なのが、これまた興味を惹かれるポイントの一つ。ぜひ、来年は皆さんも参加してみてくださいね。
「火祭り」の概要
イベント名 | 秩父長瀞「火祭り」 |
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ジャンル | 祭り |
開催日時 | 毎年3月の第一日曜日 |
開催住所 |
埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1766−1 |
アクセス | 秩父鉄道「長瀞駅」から徒歩20分 |
参考サイト | 長瀞町観光協会 |