こんにちは、編集長のあざみっくすです
観光や祭りなどで有名な秩父。実は少し違った側面でも盛り上がっている動きがあります。
それが、画家、写真家、音楽家、陶芸家などのアーティストの存在。盆地という地形が、独特な世界観を持った各ジャンルのアーティスト達を生んでいます。
そんな秩父のアーティストが一堂に会する展示会「秩父の人びと展」が開催されています。
「秩父の人びと展」とは?
今回の動きの発起人は、ちちぶるでもインタビューをさせていただいた音楽家の「笹久保伸」さん。
※ちちぶるの笹久保さんインタビュー記事はこちら
「秩父には、こだわりを持ち独特の世界観で作品を作り出すアーティストがたくさん存在する。そんな素晴らしいアーティストがいるにもかかわらず、注目されることが少ない。秩父のアーティストの横のつながりをつくって、作家や作品を世に発信していきたい」
という思いから、この活動を始めたとのこと。
今回、この活動のスタートとして、3/4(土)〜3/28(火)までの間、番場通りにある「表参道Lab.」で展示会を開催。
参加アーティストの作品鑑賞はもちろん、購入も可能です。
展示されている作品の一部がこちら。
オープニングイベントレポート
そんな「秩父の人びと展」。3/4(土)に展示会場となっている表参道lab.にてオープニングパーティが開催されました。
定員の30名のチケットは完売。立ち見席で参加される方も多く、とても活気あるイベントでした。
オープニングイベントの出演者は
- 「秩父の人びと展」発起人でギタリストの「笹久保伸」さん
- 北海道から参加のシンガーソングライター「ハヤシヒロト」さん
ゲストとして
- フランス文学の朗読「笠間直穂子」さん
- アンデス地方の民謡を披露「イルマ・オスノ」さん
作品の展示は、3/28(火)まで。ぜひ、足を運んで秩父のアーティスト達の生の作品をご覧ください。
「秩父の人びと展」概要
イベント名 | 秩父の人びと展 |
---|---|
ジャンル | アート、写真、絵画 |
開催場所 |
秩父表参道Lab. |
アクセス | 秩父線秩父駅から徒歩7分 |
開催期間 | 3/4(土)〜3/28(火) 店舗の営業時間に閲覧可 |
料金 | 表参道Lab.内 マホロバルもしくはワプラスコーヒーにて注文頂いた方は無料 |
定休日 | 水曜日 |
問い合わせ先 | 0494-24-3000 (表参道Lab.内 インテリアネオスタイル 担当:吉田) |
参考サイト |
参加アーティストのプロフィール
高橋淳(絵描き)
多摩美術大学を卒業後、臨床美術士として働きながら、つながりをテーマに作品を作り、アジア、ヨーロッパを中心に作品を発表しています。
保坂彩樹(写真家)
1974年生まれ。写真家。PNB -12 5 3店主。
古田直人(写真家)
19 8 3 年生まれ。牛小屋に縛られに行く途中でコンクリートにあたまをぶつけて手術。別所の流れるプールで蹴伸びをして目の前の壁にぶつかり2つはげていて、怒りをもってますが根は優しい性格です。
小泉直彦(画家)
198 5年横瀬町生まれ。大学中退後、絵描きを志す。武甲山を仰ぎながら古層と今と自分と憧れを見つめる。
巽良太(作曲家)
学習院大学を中退したのち、秩父で沈黙の10年を過ごし作曲家となる。
名前原晃有(字描き)
198 8年生。武甲山の麓で農人、山師として活動する字描き。主にセメントを材料に武甲山を描き篆刻をしている。
笠原正夫(画家)
195 4年秩父市生まれ、在住。2 0~3 0代は東京で出版物の挿絵の仕事をする。現在は秩父に戻り自分の身の廻り、秩父をテーマに作品を作っている。
清水武甲(写真家)
1913年秩父市生まれ(19 95年没)
文部大臣賞、世界山岳写真展国際ビエンナーレ特賞などを受賞。埼玉県山岳連盟会長、秩父山岳連盟会長、秩父市自然保護委員会委員長、秩父市山岳遭難対策委員会委員長などを歴任。
笹久保伸(美術家)
音楽、映画、美術、文筆、写真、登山、研究をおこなうアート集団「秩父前衛派」として活動。
2008 年:ペルー大統領への演奏会(ペルー大使館)
2014 年:金沢21世紀美術館でパフォーマンス。
2015年:山形国際ドキュメンタリー映画祭・日本プログラムにて映画を公式上映。イメージフォーラム映画祭ノミネート。
2016 年:瀬戸内国際芸術祭2 016へ公式招聘作家として出展。
南米やヨーロッパで演奏活動しC D2 6 枚をリリース、近年は武甲山を研究している。