こんにちは、編集長のあざみっくすです。
秩父には歴史的な織物である「秩父銘仙(ちちぶめいせん)」があります。
「秩父銘仙」は明治中期から昭和初期に全国的に人気のあった、秩父が誇る国指定伝統的工芸品ですね。
秩父は昔から養蚕が盛んでしたから、割と織物などを生産する場所としては有名だったみたいですね~
ちなみにぼくの家も、むかしは養蚕をしていたらしいです(笑)
そんな歴史ある「秩父銘仙」の歴史を感じたり、様々な体験ができる場所が「ちちぶ銘仙館」です。
いままで、存在は知っていたものの、地元の人はなかなかいかないですからね~
ちょっと足を延ばしてみました。
場所は秩父熊木町の住宅街
西武秩父駅から徒歩5分ほどのところに「ちちぶ銘仙館」はあります。
こちらが「ちちぶ銘仙館」。
何か学校みたいですね(笑)
玄関はこんな感じ。レトロな雰囲気がばっちり出ています。
なんと、国の登録有形文化財にも指定されているんです。
確かに趣き深いですもんね~
施設内も歴史を感じる素敵空間
入り口から入ると、木造建ての重厚かつ懐かしい印象を受けます。
おお、ノスタルジック!深みのあるこの廊下。素晴らしいです。
こんな感じで、館内が自由に見学できます。
外の廊下に出て進んでいくと、別の建物につながっています。
ここは整経場ですね。昔からある機会ですがバリバリで現役活躍しているようです。
※整経は必要な本数の経糸(たていと)を、長さを揃えて織り機に巻き付ける工程 -ちちぶ銘仙館HPより
うおー!かっこいいですね!
かなり緻密な機会に見えます。いやあ、機械萌え~
資料の展示室もあります。
年表なんかもあるので、ガッツリ秩父銘仙を学べます。
当時は画期的なオシャレを提供していた秩父銘仙、しびれますな!
体験コーナーも豊富!
ちちぶ銘仙館では、様々な体験が可能です。
まあ、やはり王道の機織り体験をしておきましょうか!
こちらの織体験室で、ぱたぱたと機織りができます~
(コースターを作るコースで500円・所要時間30分)
これですね、これ。こんなシャレオツなコースターを、機織りの「は」の字も知らない僕がチャレンジしたいと思います!
まずは好きな糸を5色ほど選びます。
それらを束ねて、杼(ひ)と呼ばれるよこ糸を通すための道具にくるくると巻きつけていきます。
これですね。くるくる、地味な作業です(笑)
さて、いよいよ織はじめますよ~
こんな感じでよこ糸をくいっと通して、、、
足元でたて糸をパタッと踏みかえ、、、からの~
がしゃこん!ってよこ糸をたたきます。
うーむ、確かにこういうのテレビで見たことあります!
この作業を繰り返していくと、こんな感じでコースターが出来上がっていきます。
おお、我ながら良い色合いになっている気が(笑)
というわけでできました!
はじめて体験してもしっかり織れるもんですね~、いやあ楽しい!
他にも体験コンテンツは、「藍染め体験」「型染め体験」なんかもあります。
もはや定番、アニメのコラボもしっかりありますよ
秩父ではもうコラボが当たり前になってきましたねー
そう、「あの花」のコラボです!
アニメに出てくるキャラクターが着ている浴衣が秩父銘仙で再現されて展示されています。
これはアニメファンにはたまらぬのでしょうな~
とっても趣きのある建物の中で、秩父銘仙の歴史にどっぷり浸かれ、
しかも手軽に体験ができる素晴らしい場所でした。
秩父の誇れる文化の一つ「秩父銘仙」にふれてみてはいかがでしょうか?
「ちちぶ銘仙館」の概要
スポット名 | ちちぶ銘仙館 |
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ジャンル | 美術館・博物館 |
住所 | 埼玉県秩父市熊木町28-1 |
料金 | 大 人 200円 中学生 100円 小学生 100円 ※25名様以上の団体様で入館料が50円引きになります ※体験コーナーは別途料金がかかります |
開館時間 | 9:00~16:00 |
休館日 | なし(年末年始は休業します) |
アクセス | 武秩父駅から徒歩5分 |
参考サイト | 公式サイト |